入れ歯・義歯

入れ歯・義歯治療とは

どちらも歯を補う治療です

入れ歯

失った歯を補うための治療法として、入れ歯やブリッジによる義歯治療があります。入れ歯には、上あご、または下あごの歯すべてを補う総入れ歯と、一部の歯を補う部分入れ歯があります。
義歯は、1~3本の連続した歯を補う場合に選択されます。欠損歯の両隣の歯を支えに、橋をかけるように失われた歯の部分に義歯を取り付けます。その際には支えとなる歯を削る必要があります。
どちらの治療も、早く完了します。インプラントのように手術を必要としませんので、体の負担もありません。

入れ歯・義歯治療がおすすめの方

入れ歯・義歯治療がおすすめの方

  • お口のお手入れが苦手な方
  • 手術を受けたくない方
  • 初めて歯を失った方
  • 失った歯が多い方
  • 失った歯が1本で両隣の歯が健康な方

当院の入れ歯・義歯治療の特徴

調整して快適な入れ歯に育てましょう

入れ歯

歯を失ったままにしていると噛み合わせが悪くなり、お口のバランスが崩れて、さまざまなトラブルを引き起こします。また歯ぐきが痩せたり、体重の増減があったりすると、お使いの入れ歯が合わなくなることもあります。痛いからといって使わずにいるのではなく、調整して、お口にあった入れ歯を使うことが大切です。入れ歯・義歯での治療には、保険診療のものだけでなく、熱が伝わりやすい金属を使った入れ歯や柔らかな素材の入れ歯など、自由診療の入れ歯もあります。現在お使いの入れ歯が合わない、歯がなくて食事がしづらいという方は、お気軽にご相談ください。

入れ歯・義歯治療の流れ

治療の流れ

1部分入れ歯の場合は、入れ歯の金具をかける歯の形を整える

2型どりをする

※ひじょうに重要な工程です

3噛み合わせの型をとる

4入れ歯の設計・作製

5試適する

6装着

7調整

※お口になじむまで少し時間がかかります

入れ歯・義歯治療を受けた後の注意点

治療後の注意点

最初はどうしても違和感や痛みがあります。痛いからと使わないでいると、入れ歯が合わなくなるため、調整しながら使い続けることが大切です。患者様に寄り添いながら調整を重ねていきますので、ご心配があれば何でもご相談ください

入れ歯・義歯治療の治療期間・メリット・デメリット

入れ歯・義歯のメリット

  • 保険適応の入れ歯だと安価に作製できる
  • 適応の範囲が広い
  • 取り外して手入れができる
  • 治療期間が短め
  • 修理できる

入れ歯・義歯のデメリット

  • 部分入れ歯は装着時、金属のバネが見える
  • 部分入れ歯は健康な歯に負担をかける
  • 総入れ歯は何度も調整が必要
  • 慣れるまで違和感を覚えやすい
  • 保険適応のプラスチックの入れ歯だと食べ物の温度が伝わりにくい

自費診療について

当院では、保険適用の入れ歯に加えて、より快適で審美性の高い自費診療による義歯も提供しています。自費診療では、質の高い素材を使用し、患者様のニーズに合わせたデザインを施すことができます。これにより、長期間快適に使用できる義歯を作成することが可能です。特に、見た目や使用感を重視する方に適しています。

代表的な自費診療の義歯には「ノンクラスプデンチャー」と「金属床義歯」があります。ノンクラスプデンチャーは金属のばねを使わず、自然な見た目を提供します。金属床義歯は強度と快適性を兼ね備えており、長期間の使用に適しています。どちらも快適さと審美性に優れた選択肢です。

ノンクラスプデンチャー

ノンクラスプデンチャー

ノンクラスプデンチャーは、金属のばね(クラスプ)がない入れ歯です。見た目に自然で、装着時に口元が金属で目立つことがないため、審美性を重視する方に適した入れ歯です。特に前歯や笑顔で見える部分に入れ歯が必要な場合、人気の高い選択肢です。

ノンクラスプデンチャーのメリット

  • 自然な見た目で、金属部分が目立たない
  • 軽くて装着感がよい
  • 金属アレルギーの心配がない(オール樹脂製の場合)

ノンクラスプデンチャーのデメリット

  • 耐久性は金属床に劣る場合がある
  • 修理が難しい場合がある
  • 咬む力が強い部分には適さないことがある

治療回数・治療期間・費用について

通院回数 3回〜4回程度
治療期間 2週間〜1ヶ月程度
費用 110,000円〜165,000円(税込)

金属床義歯

金属床義歯

金属床義歯は、入れ歯の土台部分に金属を使用した義歯です。土台部分を薄く作れるため、装着時に違和感が少なく、耐久性も高いため長く使用しやすい特徴があります。特に強度が必要な奥歯や、食事の快適さを重視する方に適しています。

金属床義歯のメリット

  • 薄さと快適な装着感
  • 優れた熱伝導性
  • 高い耐久性
  • 軽量化

金属床義歯のデメリット

  • 調整の難しさ
  • 製作期間が長くなる場合がある

治療回数・治療期間・費用について

通院回数 4回〜5回程度
治療期間 1ヶ月程度
費用 220,000円〜330,000円(税込)

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