03-5972-4580
WEB予約
このような症状があればご受診ください
虫歯は、お口の中に潜むミュータンス菌などの細菌が歯の表面を溶かすことで発症します。初期の段階では自覚症状はありません。しかし、治療しないで放置していると、虫歯菌は歯を溶かしながら奥へ奥へと進行していきます。そして神経にまで到達すると、激しい痛みを引き起こします。
虫歯の進行はC0からC4まで5段階あります。痛みや違和感が出たときには、かなり進行していることがあります。症状があればできるだけ早めにご受診ください。
【症状】 表面のエナメル質が少し溶けた状態です。自覚症状はありません。
【治療法】 丁寧な歯磨きやフッ素で再石灰化を促すことで、削らずに治療できる可能性があります。
【症状】 エナメル質の内部まで虫歯菌が侵入。歯に色がついているように見えたり、白濁しているように感じたりします。まだ痛みなどの症状はありません。
【治療法】 虫歯部分を削り取り、詰め物をします。
【症状】 エナメル質の奥にある象牙質にまで進行しています。冷たいものがしみたり、噛むと痛みがあったりします。
【症状】 歯の神経にまで虫歯菌が到達。熱いものがしみ、何もしなくてもズキズキと痛みます。
【治療法】 根管治療で歯の内部にまで侵入した細菌を除去します。
【症状】 目に見える部分は溶けてなくなり、膿や強い口臭が出ます。
【治療法】 抜歯治療の可能性が大きいです。歯が残せる場合は根管治療を行います。
ごく初期の虫歯であれば、歯を削らずに治療できる可能性もありますが、基本的には虫歯菌に感染した部分を丁寧に削り、詰め物や被せ物で治療します。虫歯菌の取り残しがあると、再び治療が必要になるため、慎重に除去していきます。 虫歯が歯の内部にある神経にまで到達している場合は、根管治療が必要になります。根管とは、神経や血管などが通っている部分のことで、治療では根管に侵入した細菌を取り除いてお掃除をします。
虫歯が進行しているほど治療でも痛みを伴うため、麻酔を活用します。麻酔注射の痛みを和らげるため、当院では先に表面麻酔を塗っています。感覚を鈍らせてから、通常より細い注射針を用いて痛みを感じにくい場所に注射します。 完全に痛みを感じなくなるわけではありませんが、かなり軽減させることが可能です。また、治療中に長く口を開けているのも苦痛なため、こまめに声をかけ、口を閉じる時間を確保しながら治療をしています。